Hotel
マリブホテルでLA気分を満喫
都心からほど近いリビエラ逗子マリーナ内に誕生したスモールラグジュアリーな「マリブホテル」を紹介する。
LAのような椰子並木
リビエラ逗子マリーナは、都心から約60分と近場にあるが、この敷地に入るとアメリカ西海岸を訪れているような気分になる。リビエラ逗子マリーナ内に今年の3月にオープンしたのが、「何もしない贅沢」がコンセプトの「マリブホテル」だ。
敷地内には会員制ヨットハーバー、ホテル、レストラン、9棟のマンション、会員制のテニスコート、パーティ会場、イベントスペースなどがあり、総敷地面積は約5万坪で東京ドーム8個分にもなる。800本の椰子並木もあり、まるでLAにいるよう。
海沿いには「リストランテAO 逗子マリーナ」、そのレストランの背後に建つのが、マリブホテルである。マリブホテルの1階には日本初上陸のオーガニックレストラン「マリブファーム 逗子マリーナ」もある。
ホテル外観
リビエラグループが2001年にリビエラ逗子マリーナを引き受けた時から、海外リゾートのように、ヨットやクルーザーが係留するマリーナにレストラン、カフェ、ブティック、ホテルを設けて人が楽しい一時を過ごせる街をつくることが念願だったという。
リビエラグループは、料亭「白雲閣」を開業、アメリカのカリフォルニア州の名門ゴルフクラブ「リビエラカントリークラブ」を取得。その後、マリーナ、レストラン、ホテル、イベント会場など、国内外で幅広い事業展開をしている企業グループである。
「ザ・マリブスイート」のリビングルーム。ベッドルームとセパレートタイプ
客室は、全11室のスイートルームのみ。広さは50~93㎡の贅沢な造りで、全室から海と富士山が見渡せる。最もラグジュアリーな部屋「ザ・マリブスイート」の リビングルームは海側がガラス張りで開放感がある。2方面に広がるテラスにはソファも完備され、テラスでお茶やお酒を飲みながらまったりと過ごすのもよい。
インテリアは、ロサンゼルスのインテリアデザイナートップ20に選ばれる「ALEXANDER DESIGN」が監修。客室は、海や空をテーマとした配色や天然素材のオブジェが自然と調和して、部屋と眺望が一体となったように感じる心地よい空間だ。
リビエラグループの前身である料亭「白雲閣」の味を継承した料理長が作る贅沢な和朝食をテラスで食べられるというのも魅力だ。宿泊者限定
ホテル1階には、LAのセレブリティに絶大な人気のレストラン「マリブファーム」の日本初出店となる「マリブファーム 逗子マリーナ」がある。
フレッシュ、オーガニック、ローカルがコンセプトで、自家菜園や近郊でとれた新鮮な野菜をふんだんに使用したヘルシーメニューが人気だ。
マリブファームが日本への出店を決めた理由は、「マリブファーム」が「リビエラカントリークラブ」の近くにあり「マリブファーム」のオーナーと交流があったことと、環境に対する考え方がリビエラグループと親和性があり意気投合したからだ。
2月28日までの期間限定で、グランピングレストラン「カマクラテラス」というテント内で食事することができる。
滞在中は、海でのアクティビティもオススメだ。プライベートクルージングなど、マリーナリゾートにあるホテルならではのアクティビティをここでは体験したい。年に2回ほどチャンスがあるダイヤモンド富士を見ながらのクルージングや四季折々の絶景を海から眺めることもできる。大型のカタマランヨットでのプライベートセーリングなどもある。
マリブホテルに滞在して、食も眺望も、LAにいるような気分に浸れて、非日常を体感するのはいかがだろうか。
「リストランテAO 逗子マリーナ」は、「季節を味わう」がコンセプトのモダンイタリアンで、幻の葉山牛の認定レストランでもある。
ここでは絶景を見ながらのフルコース料理が食べられるため、記念日などでの利用が多い。
使用している葉山牛は、上質な穀物を混ぜたエサを与え、三浦半島でストレスフリーな環境で育てられたA4、A5の黒毛和牛だ。葉山牛の特徴は、肉質が上質で柔らかくサシの入り方が絶妙で、口の中ですっと溶けていく。
葉山牛は、生産者が限られていて、年間で出荷できる数は少なく、葉山以外での流通がほとんどないため、幻の葉山牛と呼ばれている。葉山牛の認定レストランは県内に18店舗と限られている。
リストランテAO 逗子マリーナでサンセットを眺めながらの食事は最高の記念日になるであろう。
マリブホテル
神奈川県逗子市小坪5~23~16 リビエラ逗子マリーナ内
リストランテAO逗子マリーナ
神奈川県逗子市小坪5~23~16 リビエラ逗子マリーナ内
www.riviera.co.jp/restaurant/zushi
マリブファーム