ユナイテッド航空

成田~サンフランシスコ間を6時間で飛行可能に!

ユナイテッド航空は、アメリカの航空宇宙企業、ブーム・スーパーソニック社の超音速機「オーバーチュア(Overture)」航空機を15機購入する契約を結んだ。完成は2025年で、2026年より飛行を開始、2029年までには乗客を乗せた商業飛行を予定している。

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オーバーチュア機は、現在の最も高速な航空機の2倍の速度であるマッハ1.7で飛行が可能。そのためサンフランシスコ~成田間が今の飛行時間の約半分、6時間になるということである。飛行時間が短縮されることは旅行好きには朗報である。

 

同機を導入する可能性の高い路線は、ニューアーク(ニューヨーク)~ロンドン(3時間30分)、ニューアーク(ニューヨーク)~フランクフルト(4時間)、サンフランシスコ~成田(6時間)、アメリカ~ヨーロッパ間だけでなく、日米路線も導入計画に入っているのが嬉しい。

 

超音速旅客機といえば、2003年に運航を終了した「コンコルド」を思い出す人も多いであろう。コンコルドは、世界を小さくしたと言われていたが、オーバーチュアの飛行時間はコンコルドと同じかそれを上回る可能性があるという。コンコルドはロンドン~ニューヨーク間を通常3時間55分で飛行していた。発着地点がJFKとニューアークで若干飛行時間は異なるから比較はできないが、オーバーチュアは3時間30分で飛行予定だ。世界がさらに小さくなるのだと思うと今から胸が高鳴る。コンコルドは1号機の誕生からわずか36年で幕を閉じた。その理由としては騒音問題、燃費の悪さなど課題が多かったという。

オーバーチュア機の優れた点は、速度だけではない。運航が開始される際には、サスティナブルなジェット燃料(SAF)を100%使用して、運航初日から実質排ガスゼロの「ネットゼロ・カーボン」として飛行する初の大型商業機になるという。環境にも配慮した超音速機の誕生に注目が集まっている。

 

 

ユナイテッド航空

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