タイの食文化に魅了されて
​メリアチェンマイのレストラン

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メリアチェンマイ1階にある「Ruen Kaew Lounge」

スペインの大手ホテルチェーン、メリアホテルズインターナショナルの最新ホテル「メリアチェンマイ」を取材した。今回はスペインの美食文化が息づくホテル内のレストランとラウンジバーについて紹介する。

 

タイ料理は、タイ北部、東北部、中央部、南部と分けて語られることが多い。タイ料理はどれも辛いというイメージがあるが、チェンマイ(北部)の料理は南部の料理と比較すると、マイルドな味付けなのだという。チェンマイを代表する料理といえば、カオソイがある。東京でも話題になっているカオソイやタイ料理の定番と言われるものを本場で食べたいとホテル内のレストランで様々なタイ料理にトライした。

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​メリアチェンマイのロビー

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メリアチェンマイのメインダイニング「Mai Restaurant&Bar」

東京を午前中に出発してバンコクで乗り継ぎチェンマイ空港に18時頃に着いた。空港にはタクシーが待機していなかったと思うので、ホテルのハイヤーを予約することをおすすめする。メリアチェンマイのハイヤーはミネラルウォーター付きで快適な乗り心地だった。空港からクルマで約10分でホテルに到着した。

 

ホテルロビーには、ランナー王朝時代の伝統的なモチーフをテーマにした巨大なオブジェがあり、圧倒的な存在感を放っている。部屋で荷物を整理して、21階の「Mai Restaurant & Bar」でディナー。こちらはメリアチェンマイのメインダイニングで、アラカルトメニューは地中海の影響を受けた現代的なランナー(タイ北部)料理で構成されている。

このレストランの特徴は、食品廃棄物を最小限に抑えて、温室効果ガスの排出を削減するように考え抜かれた調理プロセスによって作成された革新的なメニューにある。ホテルが契約している農園で収穫した有機野菜をふんだんに使い、新鮮な野菜やハーブを余すところなく使い切ることなどサスティナブルでヘルシーなメニューを提供している。

初日のディナーは、アラカルトメニューの中から、ホタテ入りトムヤム、レストランのシグネチャー料理の一つであるチキン料理とデザートをオーダーした。

まず、アミューズブーシュはパイナップルとエディブルフラワーをホワイトソースで和えた爽やかで辛さ控えめな一皿。トムヤムは上品な酸味と辛さとライムの風味が絶妙に混ざり合い、飲み込む時にグリーンチリペッパーの強烈な辛さが喉に残るが、柔らかいホタテの甘みが辛さを緩和する。メイン料理はターメリック風味のチキンで、ピリ辛ソースをお好みでかける。付け合わせはハスの茎などの珍しい野菜の盛り合わせだった。デサートはラズベリータルトで、なめらかなムースが口の中のピリ辛を全て消してくれた。夜遅くまでボリュームのある食事をいただいたのだが、翌朝は胃もカラダもスッキリしていたので驚いた。

タイ料理は独特で複雑な風味があり、甘味、辛味、酸味、旨味、塩味のバランスがよい。この5つの味覚のバランスとハーブの使い方がタイ料理のポイントなのだという。

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Mai Restaurant & Barのテーブルセッティング

アミューズブーシュ

ホタテ入りトムヤム

デザート

チキン料理

ホテル1階にある「Laan Na Kitchen」はスペインの美食文化に影響を受けていて、ヨーロッパ料理やタイの代表的な料理が食べられるカジュアルなレストラン。朝食ブッフェ、ランチ、ディナーとオープンしている。

朝食ブッフェは、タイの料理とスペイン料理などが並んでいるが、タイ料理比率多めで、充実している。チェンマイの代表料理であるカオソイはカオソイコーナーが設けられていた。その他、日替わりでさまざまなタイカレーも体験できた。

メリアホテルズの朝食で一番楽しみにしているのが、チョコレートソース付きのチュロスで、スペインの朝食の定番だ。欧米人のゲストが多いメリアチェンマイにはグルテンフリーコーナーがあった。以前スペインに取材に行った際、通訳の女性が小麦粉アレルギーだと言っていたり、ヨーロッパで出会った人の多くが小麦粉アレルギーだったことを思い出した。朝食ブッフェはその国や地域を反映する料理が並び、一度に数種類の料理を味わうことができるので、私の朝食ブッフェに対する熱量はかなり高めなのだ。

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1階にある「Laan Na Kitchen」店内

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スペインの朝食の定番チュロス

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日替わりタイカレー。この日はレッドカレー

インテリアは棚田をイメージしている

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昔、この地域ではココナッツの実から果肉を削り取る際、このウサギの腰掛けに座り作業したことからオブジェとして飾られている

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スペインの定番、チュロスをチョコレートソースをつけて食べる

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グルテンフリーコーナー

朝食を食べ過ぎたと思っても、ランチをスキップする気にはなれない。なぜなら、滞在中にできる限りのタイ料理を食べようと考えているからだ。2日目のランチは「Laan Na Kitchen」で、サーモンの前菜、カオソイ、フルーツ盛り合わせをいただいた。カオソイはチェンマイ発祥のカレーラーメン。日本のカレーうどんのようなもので、美味しいものを単に掛け合わせて一つの料理にしたのではない。カレーのピリ辛とコクに加え、ココナッツやハーブなどをミックスした奥深い味わいで、トッピングされている揚げた麺がアクセントになっている。タイ料理には料理とともに必ず薬味がテーブルに用意される。好みの味に自分でアレンジして食べるのがタイのスタイル。

このレストランでは、タイの代表的な料理が4種類食べられる。3日目のランチはパッタイとココナッツジュース、出発日の4日目のランチはパットガパオの鶏肉とココナッツジュースでタイ料理三昧の締めくくりとした。全4種類なので、食べられなかった一種類が気になったが、次回訪問する際に食べようと思う。

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サーモンのスパイシーサラダ

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チェンマイ名物カオソイ。薬味はお好みで

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フルーツの盛り合わせ

2日目のディナーも「Mai Restaurant & Bar」。前日とは違うサスティナブルなメニューをいただいた。アミューズブーシュは柑橘フルーツ、ポメロの甘辛ソースがけ。2皿目、さまざまな食材を楽しめる一口サイズの前菜。左側から食べるとのことで、ポメロとフィッシュミートのフライを混ぜた具をbetel(キンマ)の葉で包んでいただく。左から2番目はポークソーセージとエディブルフラワーのサラダロール、3番目はカリカリのサーモンの皮に唐辛子のレリッシュ乗せ。これはチェンマイの伝統食とのこと。4番目はタイ北部風のポークソーセージに生姜ときゅうりのピクルスを刺してあり、一口でいただく。5番目は焼いた海老とトマトのレリッシュ。このテイスティングメニューは食への意識の高さを感じた。タイはミシュラン星付きのレストランなど国際的に高く評価されているレストランが数多くあり、タイ料理のレベルの高さはお墨付きなのである。次の皿、サラダには、契約農家のフレッシュな野菜に、エディブルフラワーで華やかさをプラスしている。野菜の味を引き立たせるドレッシングには梅干しやハチミツが入っており、日本人には嬉しい味だった。メインはスチームビーフ。ナンビッカーというジンジャーに似た風味のカーという薬味を使ったさっぱりとしたソースにつけて食べる。そして、デザートは焼きバナナとアイスクリーム、シナモンスティックが甘い香りを漂わせていた。ボリュームのある料理だったが、翌朝は胃が全くもたれることなく、お肌もツヤツヤであった。これもハーブのおかげだとのこと。タイのハーブには興味を持った。
 

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アミューズブーシュ。ホテルで提供される全てのお皿はチェンマイのセラドン焼き

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テイスティングメニュー

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梅干しとハチミツ入りドレッシングのサラダ

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​メインのスチームビーフ

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焼きバナナとアイスクリームのデザート

3日目のディナーは、10月から11月末までの期間限定メニューを先取り体験させていただいた。農園で収穫された新鮮で旬の有機野菜を思う存分味わうメニュー。バーニャカウダはセロリや人参などの野菜をアボカド入りのディップにつけて。2皿目はきゅうりと胡麻ペーストのスープにヨーグルトが隠し味で入っていて酸味も感じてバランスがよい、3皿目のビーツパエリアはピンク色が食欲をそそり、ビーツで血流がよくなりそうでヘルシーな一皿。そして締めは植木のような盛り付けのチョコレート風味のスイーツ。

ホテル内の全ての料理は、エグゼクティブシェフのSuksant Chutinthratip(Billy)氏が監修している。

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​有機野菜のバーニャカウダ

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ビーツのパエリア

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きゅうりと胡麻ペーストのスープ

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​植木のようなスイーツ

ランチタイムとディナータイムの間に毎日寄っていた、Laan Na Kitchen隣にあるRuen Kaew Loungeでは、お酒、お茶、アフタヌーンティを提供している。ホテル2階にはプールがあり、そこにはTien Pool Barがある。これからオープンするホテル最上階にあるMai The Sky Barは絶景を眺めながらお茶ができるとのこと。レストランやバーなどがホテル内に5ヶ所もあるので、ホテル内でのリモートワークなどにも最適、場所を変えることで気分転換にもなる。ゲストはホテル内の全ての場所でWi-Fiを利用することができる。ハイヤー内もWi-Fiは完備されていた。
 

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ホテル2階のプールバー「Tien Pool Bar」

日本で有名はパッタイ、ガパオなどの料理はホテル内レストランで味わえた。チェンマイならではの料理、カオソイもぜひ試してみていただきたい。街中にもカオソイの人気店が点在しているので、次回訪問時にはカオソイ食べ歩きをしてみたいと思った。

タイ料理は、コッテリとした味付けや辛い料理が多いが、胃がほとんどもたれることもなく、毎朝お肌が艶やかだった。タイの食文化、特にタイハーブに魅了されたチェンマイ滞在となった。

 

(取材時期:9月下旬)

 

Mai Restaurant & Bar:

Melia Chiang Mai 21F

Open Wednesday - Sunday

Dinner: 6pm to 10pm

 

 

 

Laan Na Kitchen:

Melia Chiang Mai 1F

Open daily

Breakfast: 6.30am to 10.30am

Lunch: 11.30am to 2pm

Dinner: 6pm to 10pm

 

 

Ruen Kaew Lounge:

Melia Chiang Mai 1F

Open daily from 10am to 10pm

 

 

 

 

Mai The Sky Bar :

Melia Chiang Mai 22F

Open daily from 4pm to 12am (midnight)

Coming soon

 

 

Tien Pool Bar:

Melia Chiang Mai 2F

Open daily from 10am to 7pm.

Capacity: 28 seats

 

 

 

Meliá Chiang Mai:

住所: 46, 48 Charoenprathet Road, Chang Khlan

Mueang, Chiang Mai, 50100 Thailand 

Tel: +66 (0) 52 090 699

HP:www.melia.com

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