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RE・LEAF株式会社の代表取締役社長・古賀剛氏に「旅の必需品」についてお話を伺いました。

香りを身につける「Kaori wear」のバングル

編集部(以下A):古賀さんの渡航歴を教えてください。

古賀氏:前職ソニー株式会社に勤務時に、出張でアメリカに行く機会が多く、約6年間アメリカに赴任していました。そのほか欧州にも出張で何度か訪れています。 

A:旅行というよりは出張がメインなのですね。旅に欠かせないアイテムはありますか?

古賀氏:音楽を聴くためのハイエンドヘッドフォンと香りグッズです。機内などの移動中にiPhoneに入れた音楽リストをハイレゾ再生アプリで聴いています。ヘッドフォンは、密閉性、解像度が高いアメリカのハイエンドヘッドフォンのシュアやドイツのゼンハイザーなどを持って行くことが多いです。お気に入りの音楽を聴くことで自分の世界に入ることができるので、ストレスを感じることなく移動時間を快適に過ごせます。 

A:香りはどのように使っているのでしょうか?

古賀氏:生活を心地よく演出するためのアイテムとして香りは大切だと考えています。旅先ですと、ホテルの部屋を心地よい空間にするために好みのフレグランスを香らせています。

A:ホテルの部屋に好きな香りを漂わせることで旅の疲れも癒されますよね。好きな香りはありますか?

 

古賀氏:イタリアのフレグランス「IL PROFVMO」のMANDARINEです。甘すぎない爽やかな柑橘系の中にも複雑で深い余韻が残り、淡く透明感がある感じが気に入っています。

日本には香害という言葉があるように、以前は欧米のように香りを身にまとうことに抵抗がありました。若い頃、欧州を訪れたとき、ラグジュアリーホテルのエントランスには必ず香りがあり、ラグジュアリーブランドのショップでもブランドの世界観を香りで演出していることを知りました。欧州の香り文化に触れたことで、香りへの考え方が変わりました。 

香りを身につける「Kaori wear」のバングルとリング

A:香り文化は日本と欧州では全く違いますね。日本は奈良時代には防虫目的として香袋が存在していました。平安時代には空間に香を漂わせる「空薫」があり、衣服にも薫きしめていたのです。室町時代には「香道」が誕生して香りで遊ぶのが貴族の嗜みであったと聞いています。西洋式の香水文化を知るまで、日本では香木のほのかな香りを愉しんでいました。

欧州では、古代から香りを浴びるように体全体にかけていたと言われています。香りでも個性を演出するという文化ですよね。古賀さんは日本の匠の技で金属製の現代版香袋ともいえる商品を開発されたのですよね? 

 

古賀氏:町工場の高精度な技術を駆使して、金属に香りを吸収させてほのかに香りを楽しむ香袋のような「Kaori card」を開発しました。そのほか、Kaoriシリーズには、香りで空間を満たすディフューザー「Kaori cube」、香りを身につける「Kaori wear」、香りを食する調理器具「USU」があります。 

調理器具「USU」

「Kaori card U」

A:「Kaori card」について教えてください。

古賀氏:「Kaori card」は、スタンダードカードアロマディフューザーの「Kaori card U」とプレミアムカードアロマディフューザー「Kaori card Premium」の2種類あります。どちらも機能自体は同じで、超薄型の金属のカートリッジに香りを染み込ませます。香水だけでなくアロマオイルにも対応しており、それらの香りが段階的に放出されます。車のサンバイザーに入れると、ふんわりと運転席を香らせることができます。カードケースに入れると、お渡しする名刺がほのかに香ります。ぬるま湯で簡単に洗えるのも特徴の一つで、外出先で香りを変えることもできます。サージカルステンレス素材を使用した、100年、千年でも使い続けることができるサスティナブルな商品です。 

A:Kaoriシリーズの「Kaori wear」はバングルやリングに香水やアロマオイルを染み込ませることで、手や腕を動かすとほのかに香るという商品ですね。どの商品も日本の香り文化と西洋の香り文化が匠の技で融合されています。 

古賀氏:そうです。香りで個性は演出しつつ、西洋のように浴びるように楽しむのではなく、さりげなく香らせる。時代を超えて残るものを作り続けたい。そのためには日本の匠の技と日本人の感性を融合させて、日本初、世界初になる商品開発をすることを会社の軸にしています。これまで数多くの商品を開発してきました。私自身、食を通して香りの重要性を感じたので、世界初の香りに特化した調理器具「USU」も開発しました。

 

 

A:著名な料理人が「USU」を使用している動画を拝見いたしました。 

古賀氏:ありがたいことにご好評をいただいています。とてもニッチなのですが、ナッツを美しく香り豊かに粉砕する道具が「USU」です。ナッツ類を包丁でカットしている人が多いと思いますが、ナッツは繊維質が多いため包丁よりも繊維質を生かして砕くのがよいのです。

 

A:ありがとうございました。 

Kaoriシリーズの詳細はこちらをご覧ください

www.releaf.co.jp/products/index.html#Fragrance

RE・LEAF株式会社

代表取締役社長 古賀剛

 

1991年にソニー株式会社入社。 IT新規事業部門の経営管理、マーケティング、商品企画、 米国現地研究所、米国販売会 社を経て、2001年からは全社 横断プロジェクトの事業戦略、UX商品戦略を歴任。

2013年に RE・LEAF株式会社を設立。国内ならではの匠の技を生かした製造委託と、元ソニーや元セイコーなど国内製造業を退職した優秀なメンバーでデザイン、設計、商品企画、マーケティングチームを組み、会社の壁を越えた事業連携により、ベンチャーならではの機動力、スピードを生かした斬新な製品企画、開発、マーケティングをしている。

www.releaf.co.jp

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